僕とNIKKOR。αとNIKKOR。
今回はNikon AI AF Nikkor 28mm F2.8Dを使用して京都一乗寺周辺で撮影したスナップ写真と共にレンズについてまとめていく。
28mmで撮影する夜スナップも、やはり難しい。
(前回は筆者が苦手な28mmに関する内容をまとめている)
写真作例1|夜スナップ
前述の通り、今回は京都の一乗寺という地域を歩いてスナップ写真を撮影してきた。
一乗寺と聞けば「一乗寺ラーメン街道」を思い出す人も多いのではないだろうか。
筆者は一乗寺ラーメン街道でラーメンを食べたことは一度しかないのだが、今回もラーメンを食べずに、寒空の中写真を撮っている。
というわけで写真の話をしよう。
公衆電話にフォーカスを合わせ、背景には温かみのあるラーメン屋。
NIKKORレンズで撮影すると光が暖色寄りになり、とても温かみのある写真に仕上がる。
Sony純正の最近のレンズではなかなか難しい柔らかな温かみがあるように思う。
写真作例2|居酒屋
居酒屋の赤い提灯がとても映える一枚。
実は撮影時の写真は少し白飛び気味で、現像時にハイライトを落としているため、上の看板の光が少し不自然になってしまっている。
だが、28mmという焦点距離が活きるローアングルで撮影することで、程よいダイナミックさを感じることができる。
これが28mmのまた一つの醍醐味なのかもしれない。
28mmという焦点距離はいかに広く、ダイナミックに写すかというのが重要なように感じてきた。
ちなみに前回は「28mmはこんなにもダイナミックに撮影できるのか」と気づいた回だった。
(こんなに語っているが、筆者は28mmがとても苦手である。)
写真作例3|自転車
ラーメン屋の前に停められた自転車を少しハイアングルで撮影した写真。
先ほどのローアングルとは全く違う印象を与えてくれる。
自転車に寄って大きく手前に配置することで、遠近感を演出している。
もちろんマニュアルフォーカスでピントを合わせる必要があるため、複雑な部分(自転車)にピントを合わせるのがとても難しい。
信号が青に光っているが、なんとなく赤信号の時に撮影した方が良かったのかもしれない…。
写真作例4|食堂
NIKKORレンズで撮影していると本当に温かみのある写真が撮影できる。
食堂の温かい光と、信号の青で対比していてとても雰囲気のある写真に仕上がったと感じている。
また、このレンズを使うと周辺減光が強く出るが、雰囲気を作るという点においては大歓迎だ。
まとめ
28mmという焦点距離を使っていると、自分がこのサイズで写ると思っていた画角より、一段階広いことに気づく。
そして、もう一歩寄ろうと一歩前に前進して撮影した写真が、比較的良い仕上がりになっていることが多いように思った。
28mmが好きな方にとっては、すでにそんなこと当たり前と言われるのかもしれないが、28mmを使うときはもう一歩寄って撮影して欲しいと思う。
筆者もそう心がけていきたい。
また、Nikon AI AF Nikkor 28mm F2.8Dで夜スナップをした感想として、ISOが上がることでノイズが生まれ、さらにネガライク(フィルム)な雰囲気を感じた。
NIKKORのレンズはなぜここまで雰囲気があるのだろう…。
撮影機材
Sony α7III + Nikon AI AF Nikkor 28mm F2.8D
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