FUJIFILM X-H2 レビュー Vol.2
今回はX-H2のノイズ耐性の問題にフォーカスをしていく。
結論から書くと、かなりノイズは乗りやすく、気になる人は気になる。
どういうことか、写真を交えて解説をしていく。



※この記事では体感的なレビューを行なっています。細かな数値やノイズ感を検証するものではありません。
作例と共に解説
まずはこの写真から。

とある委託撮影の際に撮影する運営者のYuseiを撮影したもの。
小さなライブ会場で撮影する様子を記録した写真だが、もちろん暗い環境のためISOを3200まで上げて撮影している。

こちらの写真は京都で開催されたランタン祭りでの1枚。
流石に光源も少なくて限界か…? 分かるだろうか、このノイズ感。
FUJIFILMのノイズというのはフィルムのような質感になるためよく好まれるが、ここまで来ると撮影していて「きついな」と感じてしまう。
だが、4000万画素オーバー ・ APS-Cセンサー という暗所にかなり弱い組み合わせな割にだいぶノイズに耐えているな、という印象は受けている。
十分に凄い性能を持ち合わせているのは確かだ。
待てよ?ということは……?
気づいてしまった筆者。
SSを下げればいい。
というのもX-H2にはとても強力な手ぶれ補正がついているのだ。
試しに手持ちでブレない限界までSSを下げて撮影してみた。(ただし動かないものでないと被写体ブレしてしまうので多用は出来ない。)

……ブレてない!これは最高だ!!!!!!
別にノイズアンチでは無いが、夜景はできるだけ美しく撮りたいのだ。
筆者が思うノイズの限界
個人的にX-H2触っていて感じるのは、ISO 1600を超えるとノイズが乗り、ISO3200まで行くと写真の輪郭が潰れだすような印象。
なので夜景はノイズに関して妥協しなければいけない点があるということは知っておかなければならない。
ただ何度と言うが、これだけの性能を詰め込んでいるのだからノイズくらい妥協してくれよ!とX-H2も思っていると思う。
まとめ



やはり使用していると良いところ・悪いところは必ず出てくると感じている。
ただそれもひっくるめて愛だと思う。
ということで今回はFUJIFILM X-H2のノイズについてレビューしてきた。
購入の参考に是非!
▼ FUJIFILM X-H2 レビュー Vol.1はこちら

使用機材
カメラ|FUJIFILM X-H2
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