僕とNIKKOR。αとNIKKOR。
少し前に投稿した記事ではSONY α7IVでNikon AI AF Nikkor 28mm F2.8Dを使用することを掘り下げた。
今回は実際に岡山旅で撮影した作例を見ながらこのレンズで撮影した写真について語っていきたいと思う。
撮影機材
SONY α7IV+Nikon Ai AF Nikkor 28mm
NikonHP https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/ai_af_nikkor_28mm_f28d/
ちょっと広めの画角が心地よい、気軽に使える広角レンズ 画角74°(FXフォーマット時)の画角を持つ広角レンズです。風景写真や建築写真からスナップ、旅行での撮影など、多彩な被写体に対応するスタンダードな広角の画角は、構図のスキルアップにも最適。軽量・コンパクトで、常用レンズとしてもおすすめです。 希望小売価格:46,750円(税別 42,500円) [引用 NikonHP]
焦点距離 | 28mm |
---|---|
最大口径比 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 6群6枚 |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/22 |
写真作例1
28mmという画角は街スナップに最適とよく言われている。
確かに街を少し広く切り取りたいのであれば28mmは24mmほど広すぎず、35mmほど狭くないという最適な画角なのかもしれない。
この写真では路面電車が走る大通りを奥の建物を入れて切り取ったものだ。
中心から離れるにつれて湾曲はしているものの、これくらい湾曲している方が広角感があって良いとも言える。
F値はF11からF16で撮影したと記憶している。
絞りを絞った理由は明るくシャッタースピードが十分に稼げたからということと共に、ピント合わせを楽にして撮影したかったからだ。
マニュアルフォーカスをいくら楽しむとはいえ、旅先でゆっくりとピントを合わせるわけにはいかない。
なんせ今回の旅は日帰りで、在来線で帰らなければならなかった。
そのため絞りを絞ってピントの合う範囲を広くして撮影した。
写真を拡大してみると色収差は大きく出ているようだが、個人的には気になる嫌な色収差ではない。
写真作例2
この写真は岡山駅前商店街で撮影したものだ。
少し年代を感じる雰囲気のあるこの商店街を撮影するのにNikon AI AF Nikkor 28mm F2.8Dは最適だ。
柔らかく淡い色で撮影しつつ、描写はしっかりとしている。
この写真も作例1と同様に絞りを絞って撮影している。
写真作例3
この写真は岡山電気軌道の車内で撮影したものだ。
室内のような狭い空間で一部を切り取るのに28mmが最適だ。
広すぎず、他の人を入れずに撮影することができる。
絞りは、この場所が暗かったこともあり開放気味で撮影したものの、正確な数値は忘れてしまった。
このレンズで撮影すると光がなんとなく柔らかく見えるのは筆者だけだろうか。
明暗のグラデーションも美しい。
写真作例4
岡山らしい猿の像を撮影した写真。
この写真は絞りを開放して背景をぼかしている。
正直特に言うことはないが、緑の色が綺麗に出ているように感じる。
現像する際にさらに寒色の写真に仕上げている。
まとめ
全体的にカメラの設定に筆者が引っ張られ、撮って出しの写真が白飛びしてしまっている写真となっているのは恥ずかしい限りだ笑
レンズの話をすると、このレンズで撮影した写真は非常にNIKKORらしい色味で撮影できる。
さすがNIKKORといった感じで自然な色味で撮影できるからこそ、RAW現像時に好きな色にすることもできれば、明るさを調節するだけで雰囲気の良い写真に仕上げることもできる。
そんな使いやすいレンズだと感じた。
またピントリングがとても回しやすく、少しトルクは軽い気はするものの、ピント合わせはしやすい。
ちなみに今回はSONY α7IVに装着しているため、K&F conceptのマウントアダプターを変えしてレンズを装着している。
小さいレンズなので、鞄に忍ばせておくのも良いだろう。
是非前回の記事も併せてご覧ください。
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