京都の風物詩祇園祭の主役、山鉾。
京都の夏には祇園祭があると京都の人は言います。
それくらい祇園祭は人々に愛されているお祭りということです。
そんな祇園祭の主役といえば…山鉾です。
大きく迫力のある山鉾の撮影方法を今回はご紹介します。
【山鉾・山鉾順行について】 中京・下京の各町に伝わる山鉾が四条通~河原町通を巡行する「山鉾巡行」は祇園祭の最大の見どころの一つです。 巡行する鉾のうち最大のものは12トンにも達し、組立・巡行・解体には延べ180人もの人手を要します。 [引用 祇園祭公式HP]

撮影機材
SONY α7III+Tamron 28-75mm F2.8 G2
iPhone13Pro
今回の写真作例は基本F2.8で撮影しています。
ISO感度は800〜1600で撮影しました。
(F4の場合、ISO3200程度あれば撮影できると思います)
撮影方法1[広角で全体を撮影]

1つ目の撮影方法はシンプルに全体を広角で撮影する方法です。
これはスマートフォンでも簡単に撮影できますね!
広角で撮影することで迫力を感じられる写真になりますし、背景に建物も入って「日常と祇園祭」のような写真に仕上げることができます。
祇園祭は比較的夕方から夜に行く方が多いと思いますが、この時間帯は暗いので、写真がぶれないように注意しましょう。
iPhoneの場合はナイトモードなどを用いるのも良いと思います。
フラッシュの撮影はこの距離(撮影者から山鉾まで)では意味がないのと、他の方の迷惑になってしまうので使用は避けましょう。

iPhoneでも綺麗に撮影できますね。
ちなみに広角レンズ(標準レンズ)で撮影しました。
山鉾の上が切れないように注意しながら撮影しましょう。
撮影方法2[望遠で全体を撮影]

2つ目の撮影方法は少し離れて望遠寄りで撮影する方法です。
今回の場合はフルサイズ換算75mmで撮影しました。
望遠寄りで撮影するとぶれやすくなるので、シャッタースピードは1/125程度で撮影するのが望ましいと思います。
撮影方法3[一部を切り取って撮影]

山鉾の近くまで行き、望遠よりで一部を切り取ると迫力のあるカッコいい写真に仕上がります。
ですが、混雑する山鉾付近で立ち止まって撮影する行為は控えましょう。
《他の切り取って撮影した写真作例はこちら↓》




前ボケを入れて撮影すると奥行き感を出すことができます!
撮影方法4[街と人を入れて撮影]

京都の街と祇園祭。
この4つ目の撮影方法は今の京都を切り取ることができます。
少し写真にこだわって過ごす祇園祭もいいと思います笑
撮影方法5[下からのアングルで撮影]

最後の5つ目の撮影方法は下アングル(低アングル)で撮影する方法です。
広角レンズで下から撮影する山鉾も迫力があって良い写真に仕上がります。
この写真では自転車に乗った人を前景として撮影しました。
もちろんこのような下アングルの写真はスマートフォンでも撮影可能です!

iPhoneの場合、超広角レンズを搭載している機種であれば超広角レンズで撮影するとさらに良い写真が撮影できます!
いずれのカメラで撮影する場合も人混みの中では撮影できませんし、周りの人の迷惑にもなるので注意しましょう。
なにより盗撮にならないように!!!
まとめ
今年(2022年)は久しぶりの祇園祭です!
良い写真が撮れる参考になれば幸いです。
祇園祭は混雑が予想されるので、公共交通機関を利用すること、バス等の遅延にはご注意ください。
またゴミの処分など一人ひとりのマナーを守って行動しましょう。
それでは良い写真を撮影してくださいね!

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